2021/01/29 15:23



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こちらはロシア語でshipovnik、英名でドッグローズと呼ばれる野生のバラです。

レプシナチュラルハニーの作られる高山にもたくさん咲いています。

ヨーロッパでは多く見られる品種で、ドッグローズのバラの実はハーブティーなどでも親しまれているローズヒップです。


ローズヒップには、たくさんのビタミンが詰まっているため、「ビタミンの爆弾」とも呼ばれています。ビタミンA・B・C・D・E・Kなどを多く含み、特にビタミンCはレモンの20~40倍も含まれています。


生でも楽しむことができますが、ハーブショップなどでは、種を取り出し乾燥した状態で売られていることが多いです。

ハーブティーで飲むことが多く、酸っぱいイメージのあるローズヒップですが、ハーブティとして売られているものには、ハイビスカスがブレンドされていることが多く、赤い色と酸味はハイビスカスのものです。


ローズヒップ単独では、酸味はあまりなくほのかに甘い感じがします。

実はハーブティーとして楽しんだ後の出し殻には、たくさんの栄養が残っています。

これをそのまま捨ててしまうのではなく、生はちみつに漬けることで、ローズヒップの栄養素をもれなく摂ることができるのでおす すめです。

パンにジャムとしてつけたり、紅茶と一緒に飲んだりと美味しく楽しめます。




ローズヒップに含まれるビタミンCには、コラーゲンを生成したり紫外線からお肌を守る効果がありますので、美肌作りにもピッタリです。

ビタミン意外にも、フラボノイド、リコピン、β-カロテンも豊富に含まれており、抗酸化作用、免疫力を高める作用もあります。

便秘の改善や女性ホルモンを安定させたりと、女性にはピッタリのハーブなのです。


<作り方>

ハーブティーを入れた後の出し殻を、密閉できる容器に入れます。

ローズヒップが完全に漬かるぐらいのはちみつを入れて、冷暗所で一週間ほど漬けたら出来上がりです。



※ローズヒップは大量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。また、バラ科のリンゴや桃、さくらんぼなどの植物にアレルギーのある方はご注意ください。シラカバやハンノキなどの花粉症の方も注意が必要です。