2020/06/01 14:46
このところ、レプシ ナチュラルハニーのお問い合わせをたくさんいただいております。
お問い合わせくださるお客様は、はちみつのことをよくご存知の方が多いようで、加熱の有無、ミツバチの置かれている環境などを気にされています。
そこで、このはちみつの生産地であるレプシ村をご紹介したいと思います。
おとぎの国のようなレプシ村
レプシ村(Лепсинск)はカザフスタンのアルマトイ地域のアラコル地区にある小さな村です。
海抜1000メートルの高地で美しい渓谷を形成したジュンガリアンアラタウ(Джунгарский Алатау)の麓にあります。多くの有名な旅行者は、この絵のように美しい地域を称賛し「雪に覆われた山々の銀の縁にあるエメラルド」と呼びました。
レプシ村はおとぎの国のようです。
ここには雪に覆われた尾根のある雄大な山々、鬱蒼とした緑の森、水晶のように澄んだ水の川と湖、果てしない美しい渓谷と高山、草原があります。
この地域は、豊かな動植物が有名です。夏になると、キャットニップ、オレガノ、アンジェリカ、ドッグローズ、ファイアウィード、ジュサイ、セントジョーンズワート、セージ、ミントなど数百種におよぶ薬用植物や花々が咲き誇ります。
また、野生のイチゴ、ブラックベリー、ラズベリー、サンザシ、ローズヒップ、プラム、チェリープラム、チェリー、野生のリンゴの木なども育ちます。
ミツバチ達はこれらの薬用植物や果物の花から一斉に蜜を集めます。
養蜂家の努力で守られてきたはちみつ
レプシ村では代々の養蜂家が、昔ながらの製法ではちみつを作り続けています。
はちみつを加熱することはなく、ミツバチに抗生物質などの化学薬品を与えることもしません。
なぜならミツバチ達が蜜を集める場所には、豊かな自然環境が広がり、人工物は一切なく化学物質に汚染されていないので、抗生物質を必要としないのです。
また、1913年には世界で最高のはちみつと認められ、ロシアの帝室にも献上されていました。
レプシナチュラルハニーは、カザフスタンではとても有名なはちみつで、海外からのゲストや代表団へのプレゼントとしても贈られています。
高山のはちみつとは
山の混合はちみつは、他の品種のはちみつの中でも特に高く評価されています。
養蜂場のある場所が高ければ高いほど、養蜂場はより豊かになり、治癒効果も高まると言われています。
高山のはちみつは免疫系を回復させ、ウイルスや感染症に耐える体の能力を高めるとして古くから珍重されています。
現地の伝統医学では鼻炎、狭心症、気管炎、喉頭炎で使用されます。 心血管疾患にも役立つとされています。
アテローム性動脈硬化症、肝臓の病気、甲状腺の機能の増加。呼吸困難やめまい、神経衰弱、不眠にも山の蜂蜜を使用するとあります。
美しい自然と養蜂家の努力で、このはちみつは作られているのです。