2019/05/24 14:55
暑くなってくると、さっぱりとした飲み物が欲しくなってくるもの。
かといって、市販の清涼飲料ばかり飲んでいては、疲れやすくなってしまい、夏バテの原因になってしまいます。
暑さや梅雨の期間の寒暖差などで、体調を崩している時には、はちみつを使った爽やかな飲み物がおすすめです。おすすめのドリンクは定番のはちみつレモン。
はちみつレモン
はちみつとレモンは最強の組み合わせです。
甘酸っぱいはちみつレモンは、暑い時期にはおすすめの飲み物です。
はちみつに含まれていないビタミンCなどをレモンが補ってくれるため、体に嬉しい効果を得られます。
はちみつに含まれる栄養分には、次のような効果が期待されます。
1.疲労回復効果
はちみつは単糖類の「果糖」と「ブドウ糖」が主成分です。 単糖類である「ブドウ糖」は体内に蓄積されずに、エネルギーに変わるのも早く、すばやい疲労回復につながると考えられています。
2.豊富な栄養価
はちみつの主成分は果糖とブドウ糖ですが、その他にビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなど150種類以上の栄養成分が含まれています。まさに食べるサプリメントです。
3.抗炎症作用
はちみつには抗炎症作用があり、古くから民間療法として細菌感染症や口内炎などの治療にも使われていました。
4.ダイエットにも効果的
カロリーは砂糖の4分の3。また、血糖値を調整する働きもあるため、脂肪がつきにくいという嬉しい効果があります。
また、レモンに含まれる栄養分には、次のような効果が期待されます。
1.ビタミンCが豊富
2.クエン酸で疲労回復
クエン酸はレモンの酸っぱさを生み出している成分で、疲労の回復が期待できます。肉体疲労や精神疲労でダメージを受けた細胞を修復するにはATPと呼ばれるエネルギー物質が必要ですが、クエン酸はこのATPを作るのに役立つといわれています。
3.リモネンでリラックス効果
レモンの香りに含まれる「リモネン」にはリラックス効果があります。神経を正常に働かせる細胞を活性化して、不安やストレスを軽減してくれます。
<基本のはちみつレモンのレシピ>
【材料】
レモン 2個
はちみつ 200g
びん
※レモンは皮付きの方が栄養価は高くなります。ただし輸入レモンには防カビ剤などが付着していますので、野菜用の洗剤などでしっかり洗うか、皮の部分は剥いてください。おすすめは国産の無農薬レモンです。
瓶を煮沸消毒して、よく乾かしてください。水分が残っているとカビの生える原因になります。
レモンをきれいに洗い、水気をよく切ってからお好みの形にスライスしてください。
瓶にレモンを入れ、はちみつをかけます。その上にレモンを重ね、はちみつをかけるのを繰り返します。レモンが全てはちみつに浸るようにします。
一晩おけば完成ですが、長期保存する場合は、最初の二、三日は一日に一回ほど瓶を振りましょう。冷蔵庫で半年ほどは保存が可能です。
【アレンジ】
レモネード
お好みのお水や炭酸で割ってレモネードに。
生姜をプラス
レモネードに生姜をプラスすることで、ピリッとした大人の味に。
冷房で冷えた身体にもおすすめです。
ハーブをプラス
ミントやローズマリー、フレッシュタイムなどお好みのハーブを加えると爽やかな風味に。
お酢をプラス
リンゴ酢などを400CCほどはちみつレモンを作る際に加えると、ダイエットにおすすめのレモン酢に。毎日大さじ5杯ほど飲むと、ダイエット効果が期待できます。
スライスレモン
使っていたレモンはお茶に浮かべたり、お菓子に使うのもおすすめ。
寒天ゼリーにすればヘルシーで爽やかな一品に。
簡単に作れるのに、疲れにも夏バテにも、美容やダイエットにもおすすめのはちみつレモン。ぜひ試してみてください♪