2019/05/10 17:12

最近、マヌカハニーブームで生はちみつに注目が集まっています。

けれど、本当に効果のあるはちみつはどれぐらいあるのでしょうか?

本当に栄養のあるはちみつを選んでいただくためにも、日本でのはちみつ事情や生はちみつについて、紹介させていただきます。



▼生はちみつと一般的なはちみつの違いは?


普通のスーパーなどで売っているはちみつと天然の生はちみつでは、どんな違いがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

一番大きな違いは


・加熱処理をされているかどうか


です。


はちみつは45度以上で加熱処理をしてしまうと、含まれている成分が壊れてしまいます

栄養があると思って食べている一般的なはちみつは、実は加熱のためにただの糖分になってしまっているものがほとんどなのです。




加熱処理をしていない生はちみつには、酵素や乳酸菌、ビタミン、ミネラルなどの栄養が80~140種以上も含まれています。


ヨーロッパなどでは、はちみつの基準は厳格で、加熱されているはちみつは本物のはちみつではないとされています。


日本のはちみつは95%以上が輸入品で、 国産はちみつは僅か5%以下です。


僅かな国産はちみつも、砂糖水や抗生物質を与えられた蜂によって集められ、蜜蜂が蜜蓋をする前の完熟前の水分量の多いはちみつを、加熱して濃度を上げていることが多くなっています。

なぜ砂糖水を与えるかというと、蜜蜂が集めたはちみつを根こそぎ採ってしまうため、花の少なくなる冬の時期に蜂の食べるものがなくなってしまうからです。

抗生物質を与えるのは、西洋ミツバチは病気にかかりやすいからです。


また、成分調整のために糖蜜などが果糖されているものも非常に多くあります。

純粋はちみつと書いてあっても、そこには加熱の有無は記載されません。



●海外からの輸入はちみつは?


海外からの輸入はちみつはどうかというと、たとえ生はちみつだったとしても、そのほとんどが日本で瓶詰めされる際に加熱されます。固まったはちみつを溶かすためです。


では、現地でボトリングされて運ばれてきたものはどうでしょう?

こちらも問題があります。例えばヨーロッパやオーストラリア、ニュージランドなどから船便で運ばれてくるはちみつは赤道を通ります。

赤道を通る際に、コンテナの内部は100度以上になります。これでは加熱されているのと同じです。

温度管理のできる低温コンテナで運ばれてきたもの以外は、はちみつの酵素などは失活しているものがほとんどだと思われます。


完熟したものを絞っただけの天然の生はちみつは希少で、極僅かしか流通していないのです。

高いお金を出しても、非加熱の生はちみつを手に入れるのは大変困難なのです。


レプシハニーは、カザフスタンの自然豊かな高地で作られています。

写真のように自然豊かな地域です。

完全非加熱の完熟はちみつです。





▼レプシハニーの特徴


●完全非加熱


一切の加熱を行なっていない完全非加熱の生はちみつです。

輸送も空輸で行われています。


●無添加


巣からはちみつを集め、加熱することなく濾過しそのまま瓶に詰めました。

また、花粉などが含まれており、結晶化しやすい傾向にあります。


●天然完熟はちみつ


ミツバチが懸命に羽をふって水分を飛ばし、蜜蓋をするまで待って採取した完熟のはちみつです。


●400年以上の伝統ある製法


ロシアのロマノフ王朝に献上されてきた最高級のはちみつです。

1931年にはヨーロッパをはじめ、世界中で最高品質のはちみつと認められました。

レプシ村では代々の養蜂家が多く、現在でも昔ながらの製法を守って作っています。



●高地でとれたハーブ蜜


カザフスタンの高地にあるレプシ村で作られています。

海抜1000メートル以上の高地にあり、さまざまな薬効のあるハーブが咲き乱れています。レプシハニーは、そのハーブたちの蜜から作られています。

また、蜜にはハーブの花粉なども入っており、栄養豊富です。





▼おすすめの食べ方・使い方


●木のスプーンですくってそのまま食べる


一番のおすすめの食べ方です。生きた酵素をそのまま体に取り入れることができます。

※金属のスプーンははちみつが化学変化を起こし、効能が変わってしまう恐れがあります。


●風邪をひいたときに


はちみつに含まれるグルコン酸には殺菌作用があります。喉の痛みや咳止めにも効果があります。

特に高地で取れたはちみつは、薬効が強いとされ、古くから珍重されています。



●スポーツの後や疲れていると感じた時に


はちみつは単糖類に分類されます。そのため消化器に負担をかけず、エネルギーに変わるのも早く体力を消耗したときに良くききます。

また、はちみつレモンにするとクエン酸の働きが促進され、疲労回復がスムーズになります。




●ダイエット・便秘の解消


はちみつには血糖値を調整する働きがあり、脂肪がつきにくいので、ダイエットにもおすすめです。またカロリーも砂糖の3/4ほどしかありませんので、ダイエット中の口さみしい時におすすめです。

はちみつに含まれているグルコサンやオリゴ糖などには整腸作用がありますので、便秘の解消にもおすすめです。


●美肌に

はちみつには保湿効果があり、食べるだけではなくパックや洗顔に使ったり、ローションに混ぜて使うことで、しっとりとした美しい肌へと導きます。




●二日酔いや花粉症に

はちみつに含まれるビタミンB2には肝機能を高める作用があるため二日酔いにも効果的。果糖はアセトアルデヒドの分解を促進させてくれますので、二日酔いを軽減してくれます。

お酒を飲む前に食べたり、飲んだ後に食べることで二日酔いの予防やお腹の調子を整えてくれます。

また、花粉症の予防・改善にも効果を発揮します。


●傷ややけどに

古来からはちみつは傷薬として使われてきました。はちみつの糖度は80%以上。はちみつの中では細菌は繁殖することができず死滅します。また炎症を抑えて新しい組織を形成するのを助けてくれます。


▼ 最後に

まるで万能薬のようなはちみつですが、注意点があります。

純粋はちみつを選べばいいということではなく、非加熱でミツバチが完熟するまで待って採蜜したはちみつだけがこの効果を得られるのです。


はちみつは45度以上の過熱で栄養素が壊れてしまいます。

日本での「純粋はちみつ」の定義は混ぜ物がなく水分量が20%であるものということ。

加熱の記載は一切ないのです。


レプシはちみつは完全非加熱の完熟はちみつです。

ぜひ本物のはちみつをお試しいただければ幸いです。